尾原宏之(政治学・日本政治思想史)

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とにかく暑くて閉口した

10年ほど前まで、私の出身県である東北地方の某県は日本最高気温の記録を持っていた。おそらくそのことは県民の小さな自慢で、「夏暑く冬寒い気候に鍛えられた俺」的な自信(?)の種でもあっただろう。ただし、体感的には東京のほうがはるかに暑い。東北の某県は夜になれば涼しくなるし、朝はそれなりに気持ちのよい風も吹く。

 

しかし、関西は異次元であった。「蒸し暑い」とはどのような状態か、生まれてはじめて骨身に染みてわかった。大阪、京都の居住者からは「神戸はまだマシだ」と聞いていたが、今年はそうでもなかったようである。たしかに気温は1度ほど低い日が多かったが、湿度がそれを凌駕するようだった。複数の人から、今年の神戸の蒸し暑さは経験したことがないレベルだったという話を聞く。駅から職場まで歩くだけで着替えが必要になるので、バスのルートを精査し、最大限接近するようにした。

 

8月23日、甲子園球場高校野球の決勝を見た。ひどく日焼けしたが、閉会式の時間には涼しい風が吹くようになり、ようやく夏の終わりを感じた。東北人としては寒さには自信ありと言いたいところだが、今度は六甲颪で打ち砕かれることになるのではないか、といまから戦々恐々としている。